ぱんちょのひとりごと

童貞インキャの日常を綴ったブログ

いじめられている人へ

 

僕は中学1年生の頃に約3ヶ月程いじめに遭ってました。

今思えば3ヶ月って短い方ですよね。

けど、いじめられた側はどんなに短い期間でいじめに遭っていたとしても結構はっきり覚えているんですよね。

 

クラスで権力のある人間に僕はいじめられていました。

いじめられる前までは割と仲良くやっていたのですがとある日にいじめが始まりました。

 

いじめのボス的な存在の人をF君と呼ぶ事にします。

F君の仲の良い友達(僕もそこそこ仲が良かった)と僕は同じ掃除の班の班長だったんです。

掃除をする時にファイルみたいな物を班長は持ってこなくてはいけないんですね。

しかし、班長がそのファイルを教室に忘れてしまったんです。

僕は1度教室に戻る用があったのでその時に頼まれたんです。

 

「ファイル持ってきて」

 

と。けれど僕はそのファイルを持ってくるのを忘れてしまったんですね。そんで班長は先生にちょっと怒られてしまったんです。

 

その次の日からいじめが始まりました。

 

班長とF君は仲が良くて班長は僕の悪口を聞こえるようにクラスで言っていました。昨日まで仲良くしていたのに。

 

その日から僕はF君から無条件でビンタをさせられたり殴られたりしていました。

クラスの地味目な男の子と無意味な喧嘩もさせられたりしていました。

 

1番きつかったのが一泊二日のお泊りイベントです。

まあ、当然僕には話す友達なんていないのでずっと1人でした。

夜になって僕以外の友達はワイワイ話したりしている時に僕はずっと寝たふりをしていました。同じクラスの女子が部屋に来た時も寝たふりを決め込んでいました。惨めですよね。

 

地獄でした。あの旅行は。10年程経った今でも忘れもしません。

 

けれどいじめが始まったのが1月くらいだったので進級と同時にクラスが変わったおかげでいじめがなくなりました。

F君は度々僕のクラスまで来て僕のジャージをパクって返してくれなかったりしましたが殴られたりする事は少なかったです。

 

他の人から見たら僕のいじめのレベルはまだマシな方だと思います。

TVとかでえげつないくらいのいじめに遭った人達も報道されてますし。

 

あの時は毎日学校を休みたかったです。

けれど学校に行かない事でいじめに遭っている事を母親とかじいちゃんとかばあちゃんに悟られたくなかったんです。

いじめの何が辛いかって家族の顔が浮かぶ時が1番辛いんですよね。

 

でも、いじめに遭った方って得る物もあるんです。

いじめに遭うと人に優しく出来るんですよ。

 

でもいじめている人って必ずと言っていいほど自分に返ってくるんですよね。

そりゃあそうですよ。偉そうに王様気取りの人間に誰も寄り添わないですもん。

周りには一応人はいるけど、困っている時に誰も助けてくれない。いじめをする人間はそんな人間です。

 

いじめられている時にどうすればいいかって?

簡単ですよ。自分が主体のコミュニティを広げればいいんです。

いじめているグループとは別に自分の居場所があるグループ。僕はそうして進級していじめが和らいだ気がします。

 

先生とかに相談するのもアリですが時と場合によっては報復されかねないので相談する先生は選びましょう。僕の担任はクソでした。

 

多分、この先いじめはなくならないと思います。ある種、文化みたいなモノですよね。

 

けど、必ず自分の味方はいます。今その場にいなくてもこれから先絶対自分の味方になってくれる人間は現れます。

 

あ、僕はクソ陰キャクソぼっちなので未だに現れていないでーす。